モンストの生みの親として知られる現ミクシィ社長、木村弘毅さんがツイッターにて「モンストのついている大ウソ」と題したツイートをされました。
木村弘毅さんのツイートより
「モンストのついている大ウソ」
どれだけの方が気づいてるかはわかりませんが、モンストってウソをついてるんです。キャラの進行方向はXYなのに、みんなZ軸(スマホのは画面の方)を常に向いてるんです。例えばマリオとかだと進行方向のXY軸にキャラ絵を向かせますよね?それには訳があるんです。 pic.twitter.com/1cvA4e3wUR
— 木村 弘毅 (@kokikimura) 2018年12月12日
理由は大きく分けて3つありまして
①ユーザーの想像の余白を作る
②キャラへの愛着を増してもらう
③開発コストを安くするwwです。
— 木村 弘毅 (@kokikimura) 2018年12月12日
①モンストはスマホゲームです。ハイエンドマシンのような3Dグリグリのゲームはできません。なので、ユーザーの脳の中の3Dエンジンを活用することにしました。指向性で絵を描き変えることをしないことでより抽象度が増し、それぞれの脳の中でキャラ達が勝手に動くように仕掛けたのです。
— 木村 弘毅 (@kokikimura) 2018年12月12日
②常に画面の方(ユーザーの方)にキャラが顔を向けていることで、うちのキャラ達の顔面への接触時間を増やし愛着を持ってもらい易くすることを狙いました。人の脳って顔認識エンジンがかなり優秀なので、常に顔を見てもらおうと。
— 木村 弘毅 (@kokikimura) 2018年12月12日
③モンストを作ってた時には開発費が全然かけられなくて、なんとか少ないキャラパターンでゲームを作らなければならなかったのです(^◇^;)
— 木村 弘毅 (@kokikimura) 2018年12月12日
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— 木村 弘毅 (@kokikimura) 2018年12月12日
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